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伝統と実績 第37期(2025年)「おこしれん」(日本テープ起こし連盟略称)
 
テープ起こし → 文字起こし → 高度文字起こし → 統合文字起こし 
「おこしれん」方式とは
まず、皆様に「おこしれん」の文字起こしサービスがどのような理念で取り組まれているのかをご説明致します。
文字起こし事業の表側からは見ること・知ることのできない「おこしれん」スピリットをご案内致します。

●「おこしれん」方式

●反訳料金
●出張録音料金
採用の方針 「おこしれん」リライターの採用はどの
ようにされているのでしょうか。

「おこしれん」リライターになるためには、リライトグラフィー実践講座を優秀な成績で修了し、リライトグラフィー検定試験に合格しなければなりません。
リライトグラフィー実践講座は、
@リライトグラフィー実践講座のガイダンス・オリエンテーション
A「JRGA辞書」、国語辞典の使い方、「漢字」表記の基本など
B「平仮名」表記の基本、四字熟語、「最低単位単語」ルールなど
CWordの「おこしれん」書式設定、「片仮名」表記の基本など
Dプルーフリライティング、反訳スタイル、「数字」表記の基本など
E英数字半角指定、固有名詞の表記、「漢字と仮名の区別」、「記号」表記の基本など
F入力テスト、模擬検定試験、リライトグラフィー検定試験の概要など
G「句読点と段落」表記の基本、同音異義語など
H誤表記、同訓漢字、「反訳チェックリスト」など
そして、最後の「スキルアップトレーニング」まで、10回の講座となっています。
カセットテープの時代に全国から優秀なリライター人材を得ることができたのは、ひとえに「楽墨」のライブ配信システムがあったおかげです。東京都渋谷区原宿の教室から全国へのライブ配信を行うとともに、関東周辺では各地の会場・教室を借りての講師派遣による講座が上記カリキュラムで行われました。
インターネットの普及に伴い、無料の講座として改編されて引き継がれ、こんにちまで長く活用されています。

表記ルール 「おこしれん」は表記の基本ルールに
どのように取り組んでいるのでしょうか。

一般的にもよく知られていませんが、朝日新聞は「朝日新聞の用語の手引」、読売新聞は「読売新聞の用字用語の手引」、毎日新聞は「毎日新聞用語集」がそれぞれ書店で販売されており、それぞれの表記ルールによってのみ表記されています。「漢字と仮名の使い方」、「送り仮名の付け方」など学校では教わることのない詳細な内容がそれぞれ独自のルールで記載されています。
また、NHKはNHK放送文化研究所、通称「文研」が「NHK新用字用語辞典」を販売しており、マスコミは一緒に同じ表記に取り組むのではなく、それぞれの独自ルールを表明するために各辞書を作成、販売して、それに準じて報道しています。
聴覚障碍の人のためにNHKのテレビ画面に流れる字幕は、自宅で読まれている各社の新聞の表記とは異なる場合があるということです。
また、文字起こし業界では多くのリライターが共同通信社から出版されている「記者ハンドブック」を使用していることなど知る由もありません。
「おこしれん」は37年に及ぶ文字起こしの実績を踏まえて、日本の主要なマスコミ各社が出版している表記辞書の中から特に重要と思われるものを「日本マスコミ表記辞書」(通称JRGA辞書)としており、「おこしれん」リライターはこれに準拠した表記をしています。
●2時間の音声ファイルをお客様納期に間に合うように、二人のリライターが1時間ずつ担当しても必ず同一表記になるような基本ルールを厳守しています。特に、漢字表記・漢数字表記、仮名送り表記、元号表記だけではなく、「あるいは」、「並びに」、「及び」、「かつ」、「例えば」などと読点の打ち方がリライターによって同じになること、文字起こしの反訳スタイルにも重点を置き、話し手の属性に対応した反訳スタイルごとの語尾表記、また出典情報の統一表記、そして、文字起こし辞書でなくてはルール化できないかぎ括弧表記などについても詳細なルールが設けられています。

品質管理 「おこしれん」は表記の品質管理にど
のように取り組んでいるのでしょうか。

リライトグラフィー実践講座の5日目に「プルーフリライティング」について学習しますが、これはリライターが文字起こしをした文章の品質管理をプルーフリライターがどのようにするのか学ぶものです。
「おこしれん」の「PRガイド」(プルーフリライティングガイド)は、
@文章の形式・表記から見たプルーフリライティング(整文・修文)
A文章の構造と体裁から見たプルーフリライティング(整文・修文)
B意味のうえから見たプルーフリライティング(整文・修文)
Cその他のプルーフリライティング(整文・修文)
に事細かに整理されており、担当リライターの仕上げた日本語の適切な表記が必ずダブルチェックされる態勢を確立しています。
詳細な言葉のニュアンスを持った「語尾の言語」と呼ばれる日本語表記を、熟練したベテランリライター(プルーフリライター)がチェックすることで最善の品質管理が行われます。

360度展開   「おこしれん」の文字起こしのお客様は
どのような方面の方になるのでしょうか。
 
37年間の文字起こし事業の中で漏れなく全方位からのお客様からのご指示を頂戴してまいりました。
●全国で開催される全ての学術講演会は、わが国の最先端でしかも最新の科学情報を取り扱うもので、伝統の中で培われた叡知と文化を未来へ引き継ぐものとして、また、教育・学術・文化・科学分野にとどまらず、日本及び世界の最新の政治情勢についても、マスコミからは得ることのできない奥深いものを得ることができます。
各大学・研究機関からの科研費・公費によるさまざまな研究に関するイベント、プロジェクトはもちろんのこと、各研究グループが行う数人単位のZOOM研究会に至るまで、あらゆるテーマでの文字起こしをしてまいりました。大学本部が学内で実施する外部の研究者を招聘しての勉強会・講演会も、実にユニークなテーマで開催されています。また、「宗教の時間」が設けられている大学も多くあり、特別な文字起こし作法が求められる歴史物の講演会となっています。
●全国の法律事務所からの文字起こしは、原告・被告の尋問書作成に関するものですが、交通事故に関する尋問書文字起こしをはじめとして、さまざまな案件のものとなります。弁護士のインタビュー、座談会は、元裁判官を含んで、法曹界全体の問題を取り扱い、各種出版物にするものとして、出張録音によるものを含めて定期的な開催案件となります。
●財団法人、一般企業・団体、NPO法人・NGO、各種組織・グループの講演、委員会、理事会、シンポジウム、総会など毎年、毎月、毎シーズンに繰り返されるものとなります。同一企業・組織の理事会・部長会が同じ日に開催されることも多く、理事会は出張録音案件、部長会はお客様からの録音音源にての反訳案件として対応するようにしています。
時代の変化を背景として、コンプライアンス問題を取り扱う調査委員会が多くなっており、こうした内容の文字起こしは、特別の守秘義務契約を締結しての案件になり、担当するリライターの選定にも配慮するものになります。
●弁護士、行政書士、司法書士など士業関連団体の文字起こしは、一つ一つの組織の大きさから参加者の多いものとなり、お客様のご協力のもとに発言者の特定問題を処理しながらの対応が必要になっています。
●各都道府県の各種経済団体の講演会、分科会行事も定例開催のものが多く、また、関東地方、関西地方、中国地方、九州地方という中での相互交流を含めたものもあり、その都度、各地の情報をきめ細かく調査しながらの反訳作業になります。
●地方銀行が県内各地で開催する各種イベントにも多様なものがあり、毎月、県内の優良経営企業の経営者を数名ずつ招待して県庁で開催される会議では、中規模・小規模企業の経営者も参加することで、大企業とは異なる経営実態を知ることができます。
都銀・地銀・信用金庫の職員を対象とする各種講演会は出版社主催で行われ、非常に専門性の高い内容の文字起こしになります。金融関連犯罪は世界的な問題として政府・行政を含めた大がかりな対応が取られています。

圧倒的コスパ   通常では考えられない発想による、
圧倒的なコストパフォーマンスの提供
 
文字起こしは、音声ファイルや動画ファイルの内容をテキストに変換して日本語の文章にて提供するものです。耳から聞いて話し言葉を書き言葉にする作業ですが、「おこしれん」ではそれだけではありません。
●各地で開催される講演会、フォーラム、シンポジウムをはじめ、大学・研究団体・グループが行っているZOOM研究会まで多くのスライド映像資料が使われ、配布資料が活用されています。「おこしれん」では、それらの資料を最大限活用して、統合文字起こしサービスが行われています。
目次、見出しの活用は当然のこと、例えば、「このスライドに見る五つの項目に整理されている内容は・・・」という発言は、そのまま入力すれば十分に良い品質の文字起こしとなりますが、「おこしれん」方式では、この「五つの項目」全てがスライド映像資料・配布資料から引用され、各項目の詳細な内容を含めた統合文章として統合文字起こしされます。
●また、話し手が、「ここではこのように定義されていますが」と話している内容は、スライド資料から引用され具体的な説明がされた統合文章としてできあがります。講師は60分、90分、120分といった限られた時間の中で、質疑応答の時間を設けるように依頼されており、用意された内容を全て話すために、早口になりスライド情報は省略されがちになることが多いからです。
歴史物の文字起こしでは、史料原文、読み下し文、訳文それぞれに漢字・送り仮名、括弧表記も含めて表記が異なり、そして話者の説明文が続くというのが通例です。
●文字起こし業者の「1分250円」の価格は「おこしれん」も同じですが、実際の文字起こしの内容には大きな差があります。講演会に出席できなかった人が講演録だけを読むことで、会場のスライド映像情報・配布資料情報に盛り込まれた情報を統合文字起こしによって逃すことなく得ることができるようになっています。
この「料金のトリック(からくり)」を見逃さないようにしてください。

反訳スタイル 「おこしれん」の反訳スタイルは何段
階に設定されているのでしょうか。

AI文字起こしの情報が多く見られるようになり、「けば取り」という言葉も広まっています。日本語が話されるときの「えーと」、「あの」、「その」などの無機能語を、AI文字起こしソフトが残らず拾ってしまい、AI文字起こしの文章が非常に読みにくくなっていることに起因しています。
身近にあるユーチューブ動画も当然、これらの無機能語を削除した「けば取り」文章にしないと、動画画面から文字があふれてしまいます。もちろん、AI文字起こしソフトの次の処理として、これらの無機能語を削除する手間を掛けたものが最終的には使用されています。
●文字起こしをすることをこの業界では「反訳する」と言います。これは速記業界において速記符号を文字にする「反訳」から来ています。インタビューといっても、どのような対象者のインタビューかによって、文字起こしする程度は異なってくるはずです。無機能語を削除せずに反訳すると非常に読みにくい文章になってしまいますが、このように全ての発話を文字にすることは完全逐語反訳スタイルの文章になります。毎日行われる各種の裁判があり、原告・被告の尋問書の作成は無機能語としての言葉が削除されることのないよう担当弁護士からの指示があります。そして、無機能語を削除する、つまり「けば取り」をすると、準・完全逐語反訳スタイルの文章になってきます。
●少子高齢化により世界中から多くの外国人が日本に居住するようになってきました。日本生まれ・日本育ちではない外国籍の人が増えていて、彼らを対象とするインタビュー、グループインタビュー、ヒアリングなどは、日本語をどのように表記すればいいかという問題を、別の側面から投げ掛けています。「おこしれん」では、こうした類の文字起こしには属性別逐語反訳スタイルというレベルを設定しており、いわば「ブロークン・ジャパニーズ」問題に対応した反訳スタイルとしています。
また、大学生を対象とする各種調査が行われていますが、一般社会人であっても、通常の会話では、「あのね、二人で行ってきたよ、昨日、彼女と横浜へ」のように、主語を省いて話すことはよくあります。また、語順はそのつどばらばらになります。いわゆる「けば取り」は「素起こし」とも呼ばれるように、話されたままを実に忠実に反訳しています。
「おこしれん」では、忠実な文字起こしを、お客様にそのまま手付かずに放り出してよいとは考えていません。商品としての文字起こしは、やはり「読みやすさ」が最低限必要になります。最終的な納品ファイルには、「私は、昨日、彼女と二人で横浜へ行ってきたよ」とすべきでしょう。つまり、言葉の倒置問題を処理して整文した場合は、準・属性別逐語反訳スタイルになります。
●また、インタビューをする人は日本人で、研究者の場合も多くありますが、聞き手としての日本語反訳は回答者と同じ反訳スタイルとすることは適切ではありません。インタビューをしている人の日本語が、そのまま文字起こしをしても十分に意味が通じるからといって、そうすることがお客様にとって望ましいことかどうかを考える必要があります。
「おこしれん」では変則・属性別逐語反訳スタイルというレベル設定をして、「い」抜きことば、「ら」抜き言葉、「さ」入れ言葉などを整文し、お客様に納品しています。
●もう一つ、逐語反訳スタイルにおいて重要なものにビジネス逐語反訳スタイルがあります。企業の経営者、銀行の頭取、大学の総長などを対象としたインタビュー案件が実に数多くあります。得てして、このようなインタビューは長時間に及び、時に2回目、3回目とシリーズとなる場合もあります。
ビジネス出版物、会報誌などの特集号としてのインタビューなどとなり、単なる整文レベルではなく、編集レベルでの手直しを含めた文字起こしテクニックを駆使しなければ対応できません。数分前に話されたことが、「このこと」、「あのこと」、「さっきの事例で言うと」のように話されますが、これらは具体的な表現に全て書き直されます。最終的な読者は何を想起して記事を読むのかという視点がなければ、良い読み物にはなり得ません。統合文字起こしはAI文字起こしソフトが今後も対応することのできない個別事情に深く入り込んだ専門技術だということになります。
このように、逐語反訳スタイルは6段階のレベル設定をして取り組むことで、お客様それぞれの期待する満足度に近付き、それを統合文字起こしによってさらに高めることができます。
●講演会の文字起こしは、文字起こしの総合的なテクニックを駆使してのものになり、標準反訳スタイルと呼ばれます。出版される書籍の日本語です。



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