(10)「JRGAボックス」による納品の仕組みについて
 「おこしれん」ではすべての納品が「JRGAボックス」システムによって行われます。
<「JRGAボックス」が使用できな場合>
インターネット回線の不調、「JRGAボックス」ソフトの問題などにより、「JRGAボックス」が使用できない場合、承り書、受注書記載の「納品コード」をパスワードとしたアタッシュケースファイルをEメール添付方式にてカスタマーセンターに送信してください。

納品先は、
(1)「受注書」にプルーフリライターの記載がある場合は、それぞれの校正を担当するプルーフリライターの「JRGAボックス」
(2)「受注書」にプルーフリライターの記載がない場合は、カスタマーセンター及び「JRGA博士」の「JRGAボックス」(複数選択が可能
となります。

●担当リライターは、担当プルーフリライターの「JRGAボックス」に納品ファイルをアップロードします。
●逆に、プルーフリライターは担当リライターの「JRGAボックス」に校正原稿をアップロードします。
●「JRGAボックス」にファイルがアップロードされると、送信者及び受信者に「アップロード完了メール」が着信します。
●CSメモなど、同様に「JRGAボックス」へのアップロードが可能です。(ファイルは1回ずつアップロードします。)

■「JRGAボックス」のID及びパスワードのお知らせ
ゲストリライターの皆様との業務委託契約締結ののち、お試しプロジェクトによる業務シミュレーション実施に先立って、「JRGAボックス」のID及びパスワードをカスタマーセンターよりお知らせいたします。

また、各ゲストリライターの
(1)ダウンロードURL
(2)アップロードURL
が記載されていますので、インターネットの「お気に入り」への登録をお願いします。


■「お気に入り」の登録
インターネット画面のメニューバー「お気に入り」から「お気に入りに追加」をクリックすると、下記の画面が開きます。
「名前」欄に入力して「OK」ボタンをクリックすると、登録完了となります。


■「JRGAボックス」の初期画面
自分のID(6桁の数字)及び初期パスワード(Eメールアドレスの「@」より左側)を入力して「ログイン」ボタンをクリックします。


■「JRGAボックス」アップロード先一覧画面
「JRGA博士」のアップロード先一覧画面です。
自分の名前にチェックが入って「黒色」で表示され、さらに、カスタマーセンターにチェックが入って「グレー」に表示されています。通常、カスタマーセンターは常に選択された状態になっています。
送信先(アップロード先)のチェックボックスにチェックを入れて、一番下の「アップロード画面へ」ボタンをクリックします。
複数の選択が可能で、同時に複数の相手にファイルを送信することができます。


■アップロード画面
「JRGA博士」のアップロード画面です。
自分の「JRGAボックス」(アップロード画面)をインターネットで「お気に入り」に登録しておくと便利です。
自分の名前は「黄色」に、カスタマーセンターは「グレー」に、新たに選択したドクトル・テクノは「白色」に表示されています。
アップロード先を変更する場合には、「アップロード先変更」ボタンをクリックして再度送信先を指定します。

ファイルのアップロードは、「参照」ボタンをクリックして、所定のファイル(PGP鍵不要)を選択してから「ファイルアップロード」ボタンをクリックします。
「メール件名」欄には、業務マニュアル指定の件名を入力します。「JRGAボックス」は削除しないでください。
「メール本文」欄には、送信先への必要情報を入力します。
最後に、「アップロード・メール送信実行」ボタンをクリックします。


■アップロード画面(その2)
ファイルがアップロードされた画面です。
所定の件名及びEメール本文を記載して「実行」ボタンをクリックします。


■アップロード・送信完了画面
送信完了画面から自分の「JRGAボックス」(ダウンロード画面)を開くことができます。
再度、アップロード画面に戻る場合には、「アップロード選択画面へ戻る」ボタンをクリックします。
「ログアウト」ボタンでログアウトができます。


■ダウンロード画面
インターネットでダウンロード画面を「お気に入り」に登録しておけば、いつでも簡単にダウンロード画面にアクセスできます。
パスワードを入力して「DL」(ダウンロード)ボタンをクリックするとファイルをダウンロードすることができます。
ファイルは「JRGAボックス」サーバーにあります。
最終納品をしたのち、自分のパソコンハードディスクにある関連ファイルを削除するとともに、自分の「JRGAボックス」サーバーに残っている関連ファイルを忘れずに削除してください。
削除したいファイルの右側にチェックをいれて「削除」ボタンをクリックすると、ファイルは「JRGAボックス」サーバーから削除されます。


リライターが、最初の反訳ファイルを担当プルーフリライターに納品することを「第一次納品」と呼んで、「第二次納品」、「最終納品」と識別しています。
第一次納品は、プロジェクトごとに異なる担当プルーフリライターが宛先となります。
第一次納品は、担当プルーフリライターに、
●反訳ファイル(WORDファイル基本書式設定済みのもの)を担当プルーフリライターの「JRGAボックス」にアップロードすることです。

固有名詞は、「蛍光ペン」にてファイル記載が必要で、記載がない場合には誤表記となります。
「承り書」に、禁則処理、文字数・行数設定などの指示がある場合でも、これらを無視して「おこしれん」基本書式設定のファイルを納品します。
ただし、「マッキントッシュ(MAC)」指定の場合には、「機種依存文字」に注意が必要です。


■納期厳守■
第一次納品は、納品日(通常3泊4日)の「正午」が期限となっています。
必ず正午までに納品してください。

担当プルーフリライターは、ファイルキャビネットの「受注書」の「担当PR欄」で確認してください。
「受注書」は担当プルーフリライターが決まった時点で記入、更新されます。
納品時に最新の「受注書」を確認してください。

納品日までに「おこしれん」ファイルキャビネットに担当者の記載がない場合には、カスタマーセンター及び「JRGA博士」の「JRGAボックス」に納品ファイルをアップロードしてください。

カスタマーセンター及び「JRGA博士」の「JRGAボックス」への納品の際に、Eメール本文に、
1.タイトル(「タイトルなし」の場合は、任意に適切なタイトルを付けて報告します。請求書発行に必要です。
2.反訳実時間(通訳物の場合には3分の2に計算した分数)
3.その他必要な事項
を記載してください。
「その他必要な事項」とは、テープなどの途中から反訳が始まる場合の「スタート時間」など、「承り書」・「受注書」に記載のない事柄、さらに表記に関する必要な伝言などとなります。

忘れず実行!!
カスタマーセンター及び「JRGA博士」の「JRGAボックス」に「第一次納品」をした場合には、その旨を必ずメーリングリストに告知してください。

■ファイル名と件名■
効率的な仕事をするために、ファイル名と件名については正しく入力してください。
「ファイル名」は、「RG123-4tokyomomoko」のように、プロジェクト番号は「枝番号」まで、氏名はアルファベット小文字で入力します。
プロジェクト番号は、3桁の場合と4桁の場合があります。枝番号は1桁の場合と2桁の場合があります。

「件名」は、Eメールのタイトルとして入力するもので、「納品RG123-4」のように入力します。

★WORD「おこしれん」基本書式
(1)文字数と行数の設定
メニューバーの「ファイル」−「ページ設定」から「文字数と行数」タグを開きます。
「文字数と行数の指定」欄で「文字数と行数を指定する」にチェックを入れます。
「文字数」の欄で、文字数を「35」に設定します(通常「40」になっています)。
「行数」の欄で、行数を「40」に設定します(通常「36」になっています)。
「OK」ボタンで設定完了します。
毎回忘れずに確認・設定をしてください。
(2)余白の設定
メニューバーの「ファイル」−「ページ設定」から「余白」タグを開きます。
「余白」欄で、
●上・・・「35」
●下・・・「30」
●左・・・「30」
●右・・・「30」
に設定します。
「OK」ボタンで設定完了します。
通常、上記余白に初期設定されていますが、確認・設定してください。
(3)フォントの設定
フォントは、
●「MS明朝」体
●「10.5」ポイント
です。
通常、ツールバーで上記初期設定になっていますが、確認・設定してください。

文字が小さいために見づらく、文字を大きくして入力したい場合には、フォントのサイズを変更しないで、ツールバーの「ズーム」(通常「100%」と表示)の設定変更をして画面表示を大きくしてください。「150%」、「200%」などをクリックするとその大きさになります。また、「120」と入力すれば任意の大きさに設定されます。

注意!!

半角指定の際に、数字を半角入力すると「century」という異なるフォントになる場合があります。
忘れずに「MS明朝」に統一してから納品してください。
全角で入力している場合は、そのまま「MS明朝」で入力されます。


(4)英数字用フォントの設定
「英数字用のフォント」を「日本語と同じフォント(MS明朝)」に変更(設定)します。
メニューバーの「書式」から「フォント」をクリックして設定します。
初期設定は「Century」フォントになっています。
最後に「既定値として設定」ボタンをクリックします。


★WORDの「自動字下げ機能」の解除
WORDは、段落ごとの字下げ機能が自動的に働きますので、これを解除してください。
メニューバーの「ツール」から、下図のように設定してください(下図は「XP」の場合)。

「字下げ機能解除」については、リライトグラフィー実践講座第4回目教材「WORDの書式設定」にOS別の詳細な記述がありますので参照してください。
★WORDの禁則処理の設定解除
メニューバーの「書式」−「段落」から「体裁」タグを開きます。
「改行時の処理」欄及び「文字幅と間隔」欄のすべてのチェックをはずします。
続いて、「体裁」タグの「オプション」ボタンをクリックして「文字体裁」タグを開きます。
「カーニング」欄の「半角英字のみ」をチェックします。
「文字間隔の調整」欄の「間隔を詰めない」をチェックします。
「禁則文字」欄の「標準文字」をチェックします。
「OK」−「OK」で設定完了です。

★WORDの「蛍光ペン」による固有名詞表記
固有名詞一覧表の代わりに、WORDの「蛍光ペン」機能を活用することができます。
固有名詞は、
1.調査による固有名詞の表記
2.資料による固有名詞の表記(及び資料による「JRGA標準」例外表記)
の2種類があります。

「1」の「調査固有名詞」は、「グリーン(緑色)」の蛍光ペン
「2」の「資料固有名詞」は、「イエロー(黄色)」の蛍光ペン

を使用します。
「黄色」が見にくい場合には、「水色」や「青色」を使用します。
「ピンク」や「レッド」など暖色系の色は使用しないでください。
(下図は、色分けを例示したものです。)

「蛍光ペン」のツールボタンは、メニューバーの「表示」−「ツールバー」から「拡張書式設定」にチェックを入れて出します。
色を選択してドラッグすることで蛍光ペンが使用できます。
一度塗った色を「消す」場合には、「なし」を選択してからドラッグします。

また、すべての蛍光ペンを消す場合には、メニューバーの「編集」−「すべてを選択」−「蛍光ペン」−「なし」で一括消去できます。

<注意!!蛍光ペンによる固有名詞のマーキング>
(1)「黄緑色」あるいは「緑色」蛍光ペンの使用
「調査固有名詞」は、必ず自分で調査・確認したものに限定して「黄緑色」あるいは「緑色」蛍光ペンでマーキングします。
フォントが読めるように蛍光ペンの色を設定してください。
調査・確認していない固有名詞にはマーキングしてはいけません。
固有名詞の虚偽表記は、契約解除の対象になりますので、注意してください。
(2)「緑色」蛍光ペンの不使用
「東京」、「ニューヨーク」などのだれでも知っている当たり前の固有名詞にはマーキングしません。
こうした固有名詞にマーキングがないことで、誤表記にはなりません。
一般常識としてリライターによる調査・確認作業が必要な固有名詞のみが「緑色」蛍光ペンマーキングの対象となります。
(3)ホームページからの引用表記
ホームページから引用した資料をコピー&ペーストして使用する場合には、「緑色」蛍光ペンでマーキングしてください。



Copyrights 2002 Okoshiren AllRightsReserved