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業務マニュアル(目次)
<第1次納品>
リライターが、最初の反訳PGPファイル(PGP公開鍵でロックしたWORDファイル)を担当プルーフリライターに納品することを「第1次納品」と呼んで、「第2次納品」、「最終納品」と識別しています。
第1次納品は、プロジェクトごとに異なる担当プルーフリライターが宛先となります。
第1次納品は、担当プルーフリライターに、
●反訳PGPファイル(WORDファイル基本書式設定済みのもの)をEメールにて添付送信
することです。
固有名詞は、「蛍光ペン」にてファイル記載が必要で、記載がない場合には誤表記となります。

反訳ファイルは、担当プルーフリライターのPGP公開鍵を掛けて、添付ファイル方式でEメールにて納品します。
プルーフリライターのPGP公開鍵は、「メンバーサイト」から「PGP公開鍵」ボタンをクリックしてダウンロードしてください。

■納期厳守■
第1次納品は、納品日(通常3泊4日)の「正午」が期限となっています。
必ず正午までに納品してください。

担当プルーフリライターは、「おこしれん」ファイルキャビネットで確認してください。
第5フォルダは、反訳プロジェクトのプルーフリライター一覧表
第6フォルダは、出張録音プロジェクトのプルーフリライター一覧表
です。

納品日までに「おこしれん」ファイルキャビネットに担当者の記載がない場合には、カスタマーセンターに納品してください。
カスタマーセンターのEメールは、customer@tapeokoshi.comです。

カスタマーセンターのPGP公開鍵は、「メンバーサイト」の「PGP公開鍵」ボタンからダウンロードしてください。
詳細は、「採用」サイトの「PGPガイド」を参照してください。

忘れず実行!!
カスタマーセンターに一次納品をした場合には、その旨を必ずメーリングリストに告知してください。

<納品先・プルーフリライターのEメールアドレス&ファクス番号>
「おこしれん」ファイルキャビネットの第8フォルダから「リライター台帳」をダウンロードしてください。

★★★テキストファイル納品★★★
基本書式設定をしたWORDファイルではなく、テキストファイルにコンバートしてプルーフリライターに納品することもできます。
字下げ機能を解除しておかないと、各段落の冒頭の「字下げ」がすべて誤表記としてカウントされますので注意してください。

テキストファイルでは蛍光ペン表記ができませんので、テキストファイル納品の際には別途プロジェクト番号・氏名を記載した「固有名詞調査一覧表」(書式自由)が必要になります。
「固有名詞調査一覧表」は、WORDやEXCELに入力したもの、あるいは手書きのものでも構いませんが、担当プルーフリライターがファクスを保有していない場合(リライター台帳にファクス番号の記載がない場合)、入力したファイルを添付して反訳原稿と一緒に納品してください。
なお、「固有名詞調査一覧表」(ファイル)にはPGP公開鍵は不要です。

WORDファイル納品で蛍光ペンによる固有名詞表記をしない場合には、上記同様の「固有名詞調査一覧表」を作成してください。

<ファイルキャビネット・プルーフリライター一覧表(2006年7月1日追加>
■ファイル名と件名■
効率的な仕事をするために、ファイル名と件名については正しく入力してください。
「ファイル名」は、「RG123-4tokyomomoko」のように、プロジェクト番号は「枝番号」まで、氏名はアルファベット小文字で入力します。
プロジェクト番号は、3桁の場合と4桁の場合があります。枝番号は1桁の場合と2桁の場合があります。

「件名」は、Eメールのタイトルとして入力するもので、「納品RG123-4」のように入力します。

★WORD「おこしれん」基本書式
(1)文字数と行数の設定
メニューバーの「ファイル」−「ページ設定」から「文字数と行数」タグを開きます。
「文字数と行数の指定」欄で「文字数と行数を指定する」にチェックを入れます。
「文字数」の欄で、文字数を「35」に設定します(通常「40」になっています)。
「行数」の欄で、行数を「40」に設定します(通常「36」になっています)。
「OK」ボタンで設定完了します。
毎回忘れずに確認・設定をしてください。
(2)余白の設定
メニューバーの「ファイル」−「ページ設定」から「余白」タグを開きます。
「余白」欄で、
●上・・・「35」
●下・・・「30」
●左・・・「30」
●右・・・「30」
に設定します。
「OK」ボタンで設定完了します。
通常、上記余白に初期設定されていますが、確認・設定してください。
(3)フォントの設定
フォントは、
●「MS明朝」体
●「10.5」ポイント
です。
通常、ツールバーで上記初期設定になっていますが、確認・設定してください。

文字が小さいために見づらく、文字を大きくして入力したい場合には、フォントのサイズを変更しないで、ツールバーの「ズーム」(通常「100%」と表示)の設定変更をして画面表示を大きくしてください。「150%」、「200%」などをクリックするとその大きさになります。また、「120」と入力すれば任意の大きさに設定されます。

注意!!

半角指定の際に、数字を半角入力すると「century」という異なるフォントになる場合があります。
忘れずに「MS明朝」に統一してから納品してください。
全角で入力している場合は、そのまま「MS明朝」で入力されます。


(4)英数字用フォントの設定
「英数字用のフォント」を「日本語と同じフォント(MS明朝)」に変更(設定)します。
メニューバーの「書式」から「フォント」をクリックして設定します。
初期設定は「Century」フォントになっています。
最後に「既定値として設定」ボタンをクリックします。


★WORDの「自動字下げ機能」の解除
WORDは、段落ごとの字下げ機能が自動的に働きますので、これを解除してください。
メニューバーの「ツール」から、下図のように設定してください(下図は「XP」の場合)。

「字下げ機能解除」については、リライトグラフィー実践講座第4回目教材「WORDの書式設定」にOS別の詳細な記述がありますので参照してください。
★WORDの禁則処理の設定解除
メニューバーの「書式」−「段落」から「体裁」タグを開きます。
「改行時の処理」欄及び「文字幅と間隔」欄のすべてのチェックをはずします。
続いて、「体裁」タグの「オプション」ボタンをクリックして「文字体裁」タグを開きます。
「カーニング」欄の「半角英字のみ」をチェックします。
「文字間隔の調整」欄の「間隔を詰めない」をチェックします。
「禁則文字」欄の「標準文字」をチェックします。
「OK」−「OK」で設定完了です。

★WORDの「蛍光ペン」による固有名詞表記
固有名詞一覧表の代わりに、WORDの「蛍光ペン」機能を活用することができます。
固有名詞は、
1.調査による固有名詞の表記
2.資料による固有名詞の表記(及び資料による「JRGA標準」例外表記)
の2種類があります。

「1」の「調査固有名詞」は、「グリーン(緑色)」の蛍光ペン
「2」の「資料固有名詞」は、「イエロー(黄色)」の蛍光ペン

を使用します。
「黄色」が見にくい場合には、「水色」や「青色」を使用します。
「ピンク」や「レッド」など暖色系の色は使用しないでください。
(下図は、色分けを例示したものです。)

「蛍光ペン」のツールボタンは、メニューバーの「表示」−「ツールバー」から「拡張書式設定」にチェックを入れて出します。
色を選択してドラッグすることで蛍光ペンが使用できます。
一度塗った色を「消す」場合には、「なし」を選択してからドラッグします。

また、すべての蛍光ペンを消す場合には、メニューバーの「編集」−「すべてを選択」−「蛍光ペン」−「なし」で一括消去できます。

<注意!!蛍光ペンによる固有名詞のマーキング>
(1)「黄緑色」あるいは「緑色」蛍光ペンの使用
「調査固有名詞」は、必ず自分で調査・確認したものに限定して「黄緑色」あるいは「緑色」蛍光ペンでマーキングします。
フォントが読めるように蛍光ペンの色を設定してください。
調査・確認していない固有名詞にはマーキングしてはいけません。
固有名詞の虚偽表記は、契約解除の対象になりますので、注意してください。
(2)「緑色」蛍光ペンの不使用
「東京」、「ニューヨーク」などのだれでも知っている当たり前の固有名詞にはマーキングしません。
こうした固有名詞にマーキングがないことで、誤表記にはなりません。
一般常識としてリライターによる調査・確認作業が必要な固有名詞のみが「緑色」蛍光ペンマーキングの対象となります。
(3)ホームページからの引用表記
ホームページから引用した資料をコピー&ペーストして使用する場合には、「緑色」蛍光ペンでマーキングしてください。



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